こんにちは！生活三課の富野です！
先月に、かっこうユニットとふくろうユニットは、初めて合同で一泊旅行に出かけました。これまでは各ユニットで別々に旅行をしてきましたが、今回は交流を深める目的で初の合同企画に挑戦しました。普段は関わりの少ない利用者さん同士が、同じ食事をし、同じバスに乗って過ごすことで、距離がぐっと近づいた二日間となりました。
出発の朝、施設の前には大型バスが到着し、皆さんの表情も次第にそわそわと高揚していきました。写真に写っているバスの場面からも、その期待感が伝わってきます。

一日目の目的地は伊豆シャボテン公園。園内では動物たちとの距離が近く、カピバラに触れたり、エサをあげたりと、それぞれのペースで楽しんでいました。写真からも、その穏やかな関わりの時間が伝わってきます。動物や景色を興味深く観察する利用者さんもいれば、はなより団子で、アイスクリームやチュロスに夢中になっている、様々な反応を見せてくれました。

宿に着くと、美しい海を眺めながらゆっくりと過ごす時間が生まれ、庭園を散策した利用者さんも、いつもより柔らかな表情を見せてくれました。今回特に良かったのは、車椅子の利用者さんが専用チェアを利用して温泉に入れたことです。職員のサポートで湯に浸かると、ほっと安心したようにまぶたを閉じている方もいれば、浴槽から数秒で出る方もいらっしゃって、皆さん個性がありますね。
夕食では豪華な料理が並び、写真にもその迫力が映し出されています。言葉は少なくても、料理を見つめる目の輝きや、口元がほころぶ様子から「おいしそう」「うれしい」という気持ちがダイレクトに伝わってきます。

初めての合同旅行でしたが、ユニットの垣根を越えて協力し合い、支え合いながら過ごした二日間は、利用者さんだけでなく職員にとっても大切な時間となりました。来年もまた、このように皆さんの笑顔がたくさんあふれる旅ができるよう、引き続き楽しい企画を考えていきたいと思います。